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第52回 済生会吉備病院 高田眞治院長 本院と連携し迅速、的確診断

高田眞治院長

 済生会吉備病院は、累積赤字と施設の老朽化で存続が難しかった旧岡山市立吉備病院を岡山県済生会(岡山市北区伊福町)が同市から譲り受け、新たに建て直して二〇〇六年に開院しました。

 診療科は内科やリハビリテーション科など九科。病床七十五床のうち三十五床がリハビリテーション病棟で、他の病床では一般の入院患者を受け入れています。

 本院にあたる岡山済生会総合病院と専用回線で結び、カルテや検査データなどの患者情報を共有。CT(コンピューター断層撮影)検査も画像を本院に送り、放射線科専門医がリアルタイムで読影しており、その日のうちに的確な診断ができます。

 現在、腎不全患者らの人工透析は十二のベッドで午前中だけ行っていますが、透析療法が必要な患者の増加に伴い、今後、スタッフを増やして午後も行う計画です。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2009年05月11日 更新)

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