文字 

生活習慣見直して 日本腎臓学会が市民講座 食事療法の要点学ぶ 岡山

腎臓病の予防法に理解を深めた市民公開講座

 日本腎臓学会主催の市民公開講座「生活習慣を改善して腎臓を守ろう!」(山陽新聞社共催)が11日、岡山市北区柳町の山陽新聞社で開かれ、運動の重要性や食事療法のポイントを学んだ。

 川崎医科大の柏原直樹主任教授は「成人の約1割が腎臓に何らかの異常を持っている。腎機能が低下すると、脳卒中や心筋梗塞(こうそく)を起こすリスクも高まるだけに、早期発見、生活習慣の修正が大切」と呼び掛けた。

 岡山大病院臨床栄養部の坂本八千代副部長が「塩分を取り過ぎない、おいしい料理を作るには、だしのうま味やユズなど天然の酸味、香辛料を活用して」と説明。同大スポーツ教育センター長の鈴木久雄教授は、生活習慣病を防ぐ有酸素運動や柔軟体操の仕方を実際に体を動かし紹介した。

 市民約450人が、さん太ホールとサテライト会場の同社会議室に分かれて受講した。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2010年07月12日 更新)

タグ: 健康岡山大学病院

カテゴリー

ページトップへ

ページトップへ