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模擬内視鏡手術を体験 川崎医科大・夏の教室 小中学生320人学ぶ

医師のアドバイスを受け、模擬手術に挑戦する参加者

 倉敷市松島の川崎医科大現代医学教育博物館で18日、夏の子ども体験教室(山陽新聞社後援)が開かれ、小中学生が医療福祉の仕事への理解を深めた。

 県内外から約320人が参加。同大付属病院が運航するドクターヘリを見学した後、参加者は心肺蘇生(そせい)法や臓器の役割といった五つのコーナーに分かれて学んだ。

 外科医の仕事体験コーナーでは、水色の手術着を着て模擬内視鏡手術に挑戦。人体に見立てた練習用器具にはさみを入れ、血管をつないだ後の余分な糸を切り取った。子どもたちは、医師から「落ち着いて、ゆっくりと」とアドバイスを受けながら、モニターを見て慎重に行った。

 船穂中2年の小野美咲さん(14)は「思った通りに動かせず難しかったが、やりがいのある仕事だと感じた」と話した。

 夏の子ども体験教室は川崎学園が昨年に続いて開催した。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2010年08月19日 更新)

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