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長寿の秘けつ披露 104歳園長昇地さん講演 岡山旭東病院

長寿の秘けつを披露する昇地さん

 岡山旭東病院(岡山市中区倉田)の人間ドック会員に健康情報などを提供する愛脳会が25日、同病院パッチ・アダムスホールで開かれ、養護学校の草分け施設「しいのみ学園」の創設者で、今年104歳を迎えた昇地(しょうち)三郎さん=福岡市=が講演。長寿の秘けつを披露した。

 現在も現役の園長で教育学者の昇地さんは、虚弱体質だった幼少時に母親から「一口30回かめ」としつけられたのが健康法の原点と強調。笑顔とユーモア▽冷水摩擦▽外国語学習や日記を続ける▽硬いマットに寝る-などの生活習慣を紹介した上で、バランス感覚や瞬発力をつけるために自ら考案した棒体操も実演した。

 また、脳性小児まひになった長男と次男のために全国に先駆けて養護学校を開設した経緯や、2005年からは世界各国で講演活動を始めた人生を振り返り、「世界中で障害児教育を普及させるために、まだ頑張ります」と、さらなる長寿に意欲を見せていた。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2010年09月25日 更新)

タグ: 健康岡山旭東病院

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