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脳死肝移植終了、患者の容体安定 岡山大病院

 岡山大病院(岡山市北区鹿田町)で3日夜から行われていた40代男性=鳥取県在住=への脳死肝移植手術は4日早朝、無事に終了した。患者の容体は安定しているという。

 肝胆膵(かんたんすい)外科長の八木孝仁准教授が執刀した手術は3日午後7時49分に始まり、4日午前4時17分に終わった。男性はB型肝炎、肝硬変で肝不全を起こし、日本臓器移植ネットワークに登録していた。

 7月の改正臓器移植法の全面施行後、同病院で実施された脳死肝移植は2例目。肺と合わせると5例目で、年間最多だった2006年(4例)を上回った。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2010年10月05日 更新)

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