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岡山大医学部創立140年で記念式典 岡山 「次代へ人材育成を」

関係者が一層の発展を誓った岡山大医学部の創立140周年記念式典=岡山市北区

 岡山大医学部の創立140周年を祝う記念式典が3日、同大や医療機関などの関係者約500人が参加して岡山市内で開かれ、歩みを振り返るとともに一層の発展を誓った。

 許(ほう)南浩(なんほ)医学部長が「より高いレベルで社会の要請に応えるため、次世代を担う人材育成に努める」、千葉喬三学長が「総合大学の強みを発揮する重要な要素として期待したい」とあいさつ。来賓祝辞では新木一弘文部科学省医学教育課長や石井正弘岡山県知事らが「医学部の存在を全国に発信し、さらなる飛躍を」などと述べた。

 続いて社会福祉法人旭川荘の江草安彦名誉理事長が「医療福祉の祖、岡山大学の先人達」と題して記念講演。医学部ゆかりの人たちの業績を紹介した。

 医学部は1870年創立の岡山藩医学館が前身。岡山県医学校、岡山医科大などを経て、1949年の学制改革で岡山大医学部となった。卒業生は約1万3千人。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2010年11月04日 更新)

タグ: 岡山大学病院

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