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脳死肺移植終了 岡山大病院 患者の容体安定

 岡山大病院(岡山市北区鹿田町)で3日夕から行われていた九州地方在住の30代女性への脳死肺移植手術は4日未明に無事終了。患者の容体は安定しており、早ければ1カ月後に退院できるという。

 大藤剛宏肺移植チーフが執刀した両肺移植手術は3日午後5時23分に始まり、4日午前2時50分に終わった。患者は気管支拡張症で深刻な呼吸不全を起こし、2008年に日本臓器移植ネットワークに登録していた。

 改正臓器移植法の全面施行(7月)後、同病院の脳死移植は肝臓と合わせ6例目で年間最多を更新中。同病院の脳死肺移植は20例目、生体と合わせて77例目。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2010年11月05日 更新)

タグ: 岡山大学病院

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