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旭川荘アートギャラリー開館、特別展も 岡山 利用者の絵画など展示

旭川荘アートギャラリーに展示された第1回特別展の作品

 社会福祉法人旭川荘(岡山市北区祇園)の利用者の絵画や手工芸品などを展示する「旭川荘アートギャラリー」が同荘敷地内に完成し、17日から一般公開される。

 利用者の創作意欲の向上と芸術を通じた地域交流を目的に開設。知的障害児施設・旭川学園で使っていた建物(木造平屋約60平方メートル)をバリアフリー設計で改修した。整備費約2300万円は県食品卸同業会からの寄付金などを充てた。

 17日からは、同荘の14施設の65人が活動や余暇で制作した絵画、木工、焼き物など計98点を出品し「第1回特別展」(来年1月31日まで)を開催する。館長の出口隆一旭川学園長は「芸術は一生続けられるもの。発表の場を提供することでそれぞれの活動を応援していきたい」と話している。

 開館は月〜金曜日午前9時〜午後4時(祝日休館)。入館無料。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2010年11月17日 更新)

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