摘出や搬送慌ただしく 津山中央病院 津山で脳死ドナー
津山中央病院では5日、初の脳死臓器提供に、職員らが臓器の摘出手術や搬送などの手配に追われた。
岡山医療センターの田中信一郎移植センター長ら3人のほか、3施設の摘出チームが午前中に相次ぎ到着し、職員が慌ただしく院内へ案内した。特に心臓は摘出から患者の体内で血流を再開させるまでの猶予時間が短く、搬送のため岡山市の消防防災ヘリ「ももたろう」が病院ヘリポートに待機。午後3時43分、職員の誘導で国立循環器病研究センターのチームが乗り込み、大阪空港に向け離陸した。
津山中央病院の藤木茂篤病院長は「日本臓器移植ネットワークの力強い支援で使命を果たせた。患者さまとご家族の崇高な決断に身の引き締まる思い」とのコメントを出した。
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岡山医療センターの田中信一郎移植センター長ら3人のほか、3施設の摘出チームが午前中に相次ぎ到着し、職員が慌ただしく院内へ案内した。特に心臓は摘出から患者の体内で血流を再開させるまでの猶予時間が短く、搬送のため岡山市の消防防災ヘリ「ももたろう」が病院ヘリポートに待機。午後3時43分、職員の誘導で国立循環器病研究センターのチームが乗り込み、大阪空港に向け離陸した。
津山中央病院の藤木茂篤病院長は「日本臓器移植ネットワークの力強い支援で使命を果たせた。患者さまとご家族の崇高な決断に身の引き締まる思い」とのコメントを出した。
(2011年02月06日 更新)
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国立病院機構岡山医療センター