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産婦人科手術学会が開幕 岡山 高難度の子宮温存紹介

子宮筋腫手術についての講演などがあった初日の日本産婦人科手術学会

 第33回日本産婦人科手術学会が12日、岡山市北区駅元町の岡山コンベンションセンターで2日間の日程で始まった。子宮の全摘術や機能温存手術など100題を超える講演や発表が行われる。

 初日は全国の産婦人科医ら約450人が参加。会長の平松祐司岡山大大学院医歯薬学総合研究科産科・婦人科学教授が「子宮筋腫核出術」と題して講演した。平松会長は、妊娠中や帝王切開時に筋腫だけを剥離し、子宮を温存する難易度の高い手術について紹介。「正しい剥離層を見極めて処置すれば出血は少なくなる。(胎児を包んでいる)胎のうに近い部分などはより慎重に処置を行うべきで、迅速な縫合技術も重要だ」などと述べた。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2011年02月13日 更新)

タグ: お産岡山大学病院

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