文字 

がん患者在宅療養で講座 岡山赤十字病院

 岡山赤十字病院がんセンター(岡山市北区青江)は5日、がん患者の在宅ケアをテーマにした市民公開講座「がんとの生活」を院内で開いた。

 家族にがん患者がいる人など約100人が参加。訪問診療など行うももたろう往診クリニック(同市南区西市)の小森栄作院長ら3人が講演した。

 小森院長は在宅療養を勧められた患者の中には、病院と縁が切れると不安を感じるケースがあると説明。在宅のメリットを「慣れた環境で落ち着いて治療に専念できる」と指摘し、「家族とともに自分の生活を充実させる手段の一つと考えて」と呼び掛けた。

 在宅療養を選んだ患者のために医師や家族、ヘルパーらが連携し、最期をみとった例も紹介された。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2011年03月06日 更新)

カテゴリー

ページトップへ

ページトップへ