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がん治療、緩和ケア紹介 真庭で公開講座

最新のがん検診、治療法などが紹介された「岡山メディカルカフェ」

 医師らが最新のがん治療や緩和ケアなどを紹介する公開講座「岡山メディカルカフェ」(岡山大主催)が11日、真庭市久世の久世公民館で開かれた。

 がん治療への知識を広め、患者の生活の質向上につなげようと、県内の医療関係者が2009年から取り組む「野の花プロジェクト」の一環。5回目となる今回は真庭市医師会が協力し、初めて同市で開催した。

 市内の医師、岡山大病院の薬剤師ら10人が乳がんや肺がん、人間ドック、鎮痛に使う医療用麻薬などをテーマに30分ずつ解説。近藤病院(同市勝山)の近藤秀則院長は胃がんの症例などを紹介し、「血液検査で発症リスクを判定可能。禁煙や適度な運動をし、塩分摂取を控える人の方が胃がんになりにくい」などと話した。

 会場には100人以上の人が詰めかけ、メモを取りながら熱心に聴講。血圧測定したり、講師が相談を受けるコーナーもあった。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2011年09月13日 更新)

タグ: がん岡山大学病院

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