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乳がん検診呼び掛け 津山で市民講座 

乳がん予防についての講演を聴く受講者

 県放射線技師会と津山中央病院(津山市川崎)は6日、市民講座「第8回乳がんから女性を守ろう」(山陽新聞社後援)を同病院内の津山中央健康管理センターで開いた。

 約120人が聴講。同病院の河原道子放射線科部長と乳がん患者会・あけぼの岡山の宮本絵実代表が講演した。

 河原部長は「閉経後の肥満やホルモン療法が乳がん発生のリスク因子となる」などと紹介。宮本代表は、自身の治療体験を基に「乳がんは自分で見つけられるころにはかなり大きくなっている。マンモグラフィー(乳房エックス線撮影)は小さな段階からがんを発見できる利点がある」として乳がん検診の受診を呼び掛けた。

 事前申し込みをした受講者を対象にしたマンモグラフィーや視触診による無料検診もあった。

 乳がん検診の認知度は年々徐々に上がっているが、全国の受診率は20%台にとどまっている。講座は、受診率向上を目的に同技師会が毎年県内で開いている。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2011年11月10日 更新)

タグ: 女性津山中央病院

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