文字 

被災者ら支援へ万成病院組合など寄付

藤田所長に寄付金を手渡す大森名誉院長(左)

 東日本大震災の復興支援などに充てて―と万成病院(岡山市北区谷万成)の職員組合と大森文太郎名誉院長が26日、県精神保健福祉センター(同市中区古京町、藤田健三所長)に計130万円を寄付した。

 同組合員約400人が被災地の精神障害者支援などへ募金。同センターであった贈呈式で、職員を代表して小林建太郎院長が「発生から時間が過ぎたが、継続的な支援に役立てて」と藤田所長に義援金30万円を渡した。

 県精神科医会設立などに貢献した大森名誉院長は、10月に「第63回保健文化賞」(第一生命主催)を受賞。賞金100万円を「県内の精神障害者支援に」と全額寄付した。

 寄付金はセンターに事務局を置く県精神保健福祉協会を通じて被災県の協会に送ったり、県内研究者への助成などに活用される。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2011年12月27日 更新)

タグ: 精神疾患万成病院

カテゴリー

ページトップへ

ページトップへ