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乳がん講演「定期的にマンモ検査受けて」  玉野で川崎医科大教授語る

乳がんをテーマにした園尾教授の講演会

 川崎医科大(倉敷市)乳腺甲状腺外科の園尾博司教授が12日、乳がんをテーマにした講演(玉野市愛育委員協議会主催)をすこやかセンターで行い、マンモグラフィー(乳房エックス線撮影)など定期的な検査の重要性を訴えた。

 同協議会の女性ら約100人が聴講。園尾教授は、乳がんの死亡者数(2009年)は約1万2千人で、女性のがんの中で最も多いと説明。予防法として、太りすぎない▽出産する▽授乳をする▽緑茶や豆製品を飲食する―などを紹介した。

 また早期乳がん(2センチ以下)の場合、10年生存率は90%で乳房を温存できる可能性も高くなるとし、早期発見するために「(年1回程度は)マンモグラフィーなどの検査を受けて」と呼び掛けた。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2012年01月14日 更新)

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