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泌尿器科学会100周年記念し講座 岡山、先端治療など紹介

コーヒーを飲みながらパネルディスカッションが行われた「メディカルカフェおかやま」

 日本泌尿器科学会(事務局・東京)の創立100周年記念事業・市民公開講座「メディカルカフェおかやま」(山陽新聞社共催)が8日、同社さん太ホール(岡山市北区柳町)で開かれ、市民ら約300人が講演などを通じ、病気の特徴や治療法について理解を深めた。

 岡山大大学院医歯薬学総合研究科の公文裕巳教授が「病気との付き合い方を知り、長寿社会を明るく生きてほしい」とあいさつ。泌尿器科医ら5人が講演した。

 同大病院新医療研究開発センターの那須保友教授は、前立腺がんの治療法として、手術のほか、放射線やホルモン療法などを紹介。「手術ロボットを導入し、岡山大で発見したがん治療遺伝子『REIC(レイク)』の使用も始めた」と先端治療についても説明し「自分に合った治療法を選んで」と訴えた。コーヒーを飲みながら医療について話すパネルディスカッションも行われた。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2012年04月10日 更新)

タグ: 岡山大学病院

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