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旭川荘利用者が作品展 川崎医科大付属病院

旭川荘利用者の作品が並ぶ会場

 社会福祉法人・旭川荘(岡山市北区祇園)の施設を利用する身体障害者らによる「写真・作品展」が、川崎医科大付属病院(倉敷市松島)の8階大講堂前で開かれている。8日まで。

 同法人の18施設から約800人が出品。施設の行事や日常生活を題材にした写真30点のほか、手芸や木工、菓子など約千点を展示。セラミック粘土で作ったかわいらしい動物の携帯ストラップ、人気アニメのキャラクターをモチーフにした鍋敷き、革の質感を生かしたキーケースなどが目を引き、見舞客や職員らが手に取って見入っていた。

 作品は販売もしており、収益は制作した障害者らに還元される。

 同展は毎年、同病院で開かれており、26回目。旭川荘の知的障害児施設・旭川学園の本田勝久支援課長は「展示を通じ、利用者の頑張りを感じてもらいたい」と話している。

 時間は午前9時〜午後4時(最終日は同2時半まで)。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2012年06月06日 更新)

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