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断酒例会が40周年 慈圭病院、23日に記念集会

 岡山市南区浦安本町、慈圭病院内の「断酒例会金曜会」が発足40周年を迎え、23日午後1時から記念集会を開く。専門医の講演や会員の体験発表などを実施。同様に悩む人たちの参加を呼び掛けている。

 アルコール依存症治療を専門に行っている「高嶺病院」(山口県宇部市)の橋本隆理事長が、精神・身体両面に及ぶ酒の害や依存症の治療法などについて話す。会員4人も家庭内や仕事上のトラブルといった経験談を話し、断酒の決意を語る。

 同会は1972年に発足し、依存症患者や家族、見学者ら約30人が毎週金曜、慈圭病院で集会。禁酒に成功した1週間を積み重ねることで、断酒に挑戦している。

 世話役の大羽博志・同病院臨床心理室長は「苦しい断酒も仲間と励まし合えば楽になる。禁酒に関心があったり、酒害に悩んでいる人は気軽に参加を」と話している。無料、申し込み不要。問い合わせは同病院(086―262―1191)
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2012年11月22日 更新)

タグ: 慈圭病院

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