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ドック受診料一部寄付 災害支援に 倉敷成人病センター企画 女性対象

チャリティードックの特典として贈られるトートバッグ

 倉敷成人病健診センター(倉敷市白楽町)は、同市在住の女性を対象にしたチャリティー付きの人間ドックを始めた。合成樹脂製品製造の萩原工業(同市水島中通)と連携して企画し、受診料の一部は災害復興支援などを目的とした同社の基金に充てられる。来年3月28日まで。

 特定健康診査(メタボ健診)受診券などを持つ40歳以上と、同市から「けんしん受診券」が届いた39歳以下が対象。身体計測や骨密度測定、乳がん、子宮頸(けい)がん検診などを行う。

 名称は「倉敷限定!女性ドック」で、受診料は40歳以上7700円、39歳以下1万1千円。それぞれ200円が、萩原工業が設立する「BRIDGE SETOUCHI基金」などに寄付される。

 同社が従業員の人間ドックを依頼している縁で同センターとの連携が実現。受診特典として、萩原工業が手がけるブルーシートの再生素材を使ったオリジナルトートバッグを用意する。

 同センターは「女性の受診率向上と、社会貢献への関心を喚起したい」としている。問い合わせは同センター(086―427―3333)。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2023年06月13日 更新)

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