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旭川荘理事長に神崎晋氏 26日付、末光氏は理事に

神崎晋氏

 社会福祉法人・旭川荘(岡山市北区祇園)は26日、同市内で理事会を開き、末光茂理事長(80)の退任に伴い、後任に神崎晋副理事長(70)を選んだ。就任は同日付。

 理事14人が出席。新理事長に神崎氏を選任する議案が提案され、全会一致で承認された。末光氏は理事として今後も同法人の運営に携わる。

 神崎氏は取材に「旭川荘を創設した川崎祐宣氏の思いを継ぎ、全ての人が共生できる社会の実現を目指す。利用者が今の時代に何を求めているのかを的確に把握し、施設の運営に反映させていきたい」と話した。

 旭川荘は1956年創設。中四国地方初となる重症心身障害児施設・旭川児童院を67年に開設するなど、地域の医療福祉向上に貢献してきた。現在は岡山、愛媛県の85カ所で施設運営や教育、研究事業に取り組んでいる。

 神崎 晋氏(かんざき・すすむ)鳥取大医学部小児科学講座教授などを経て、2019年から旭川荘で勤務。20年に同荘療育・医療センター院長に就任、21年から現職。岡山大大学院医学研究科修了。岡山市出身。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2023年06月27日 更新)

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