重症心身障害児（者）施設・旭川荘療育センター児童院と睦（むつみ）学園の合同成人式が１７日、同荘（岡山市北区祇園）で開かれ、スーツや着物などに身を包んだ新成人１３人の門出を祝った。

　保護者や施設職員ら約１００人が参加。同荘の仁木壮副理事長が「皆さんが充実した生活を送れるよう今後も支援していきたい。元気で過ごし、自分の可能性を広げてほしい」とあいさつ。乾杯後、記念品の膝掛けや紅白餅などが一人一人に手渡された。

　両施設の合同成人式は今年で１０回目。