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模擬手術や検査 家族連れら体験 岡山で県済生会が「フェア」

超音波メスを使った模擬手術に挑戦する子どもら

内視鏡の操作に挑戦する来場者ら=岡山済生会総合病院

 岡山済生会総合病院(岡山市北区国体町)などを運営する岡山県済生会は15日、「済生会フェア」を市内で開き、手術や検査の体験を通じて医療、福祉、健康について市民らに学んでもらった。

 同病院と岡山済生会看護専門学校(同所)の2会場に飲食も含め76のブースを開設。同病院では体験コーナーが人気で、家族連れらが医師や看護師の指導を受けながら内視鏡を操作したり、電気メスなどを使って鶏肉から病巣に見立てた部分を切除したりした。

 手術支援ロボット「ダヴィンチ」の実演、瀬戸内海の島々を巡回する診療船「済生丸」の船内をVR(仮想現実)で見学できる体験もあった。

 大腸の内視鏡操作に挑戦した岡山市立宇野小4年男子児童(10)は「難しかったけど、普段は絶対触れないものなので面白かった。病院を身近に感じられた」と話した。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2023年10月16日 更新)

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