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糖尿病の予防や治療学ぶ 岡山大が市民公開講座

糖尿病の予防や最新治療などを学んだ公開講座 

 糖尿病の予防と治療などを学ぶ市民公開講座(岡山大病院治験推進部主催、山陽新聞社など後援)が28日、岡山市内であり、約150人が聴講した。

 岡山大病院新医療研究開発センターの四方賢一教授は、国内で成人の糖尿病の患者と予備軍は2200万人(2007年)で増え続けているとし、「治療の基本は食事と運動」と指摘。血糖値を下げるインスリンの分泌を増やすホルモン「インクレチン」が、酵素で分解されるのを防ぐ最新の治療薬についても説明した。

 同推進部臨床検査技師の東影明人・治験コーディネーターは新薬の承認に向けて効果や安全性などを人で試す「治験」について説明。「薬には副作用があるが、新薬のチェックには患者さんや健康な人の協力が不可欠」と話した。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2013年03月01日 更新)

タグ: 健康岡山大学病院

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