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岡山大病院に小児麻酔科新設 手術や術後管理専門に

 岡山大病院(岡山市北区鹿田町)は1日、子どもたちへの手術麻酔や術後管理を専門に行う「小児麻酔科」を新設した。「子ども病院以外では、小児に特化した麻酔科は全国的にも珍しい」としている。

 診療科の枠を超えた“横の連携”充実で最先端医療を提供するため、昨年9月に設置した「小児医療センター」内に組織。麻酔科蘇生科の医師のうち、小児領域に精通した7、8人が中心となって担当。主に15歳以下の小児患者らの外科手術や検査時の麻酔、心臓手術後の術後管理などの業務に当たる。

 麻酔専門医で、ICU(集中治療室)などを管理する集中治療部の岩崎達雄講師が小児麻酔科長に就任した。

 小児医療センターは既存の小児科、小児外科などと合わせ7診療科体制となった。槇野博史センター長(岡山大病院長)は「連携を充実させ、小児医療の最後のよりどころとなれるよう努めたい」としている。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2013年05月02日 更新)

タグ: 子供岡山大学病院

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