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ミャンマー医療支援紹介 岡山大病院長が写真集

発刊した写真集を手にする槇野病院長

 岡山大病院(岡山市北区鹿田町)の槇野博史病院長は、ミャンマーへの医療支援の歩みを紹介する写真集「黄金に輝く仏教徒の国 ミャンマー」を刊行した。

 岡山大は2002年にミャンマー保健省と医学交流協定を結び、これまで留学生50人を受け入れてきた。槇野病院長は腎臓病治療を指導する一方、専門性の高い医師育成を目的としたアカデミーを同国に設立する準備を進めている。

 写真集は2部構成で、訪問時に撮影したものなど約150枚を掲載。第1部は黄金色に輝く寺院や人であふれる市場、のどかな農村風景を活写、エッセーを添えた。第2部では、同大が認定NPO法人「日本・ミャンマー医療人育成支援協会」(岡山市)と協力し、軍事政権時代から続けてきた医療支援の歴史をメンバーの医師らが振り返った。

 A5変型判、100ページ。交流に携わる医療関係者らに配り、活動の輪を広げるのに活用する。槇野病院長は「ミャンマーの“素顔”を知ってもらい、国際貢献に関心を持ってもらえれば」と話している。 
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2013年05月05日 更新)

タグ: 岡山大学病院

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