岡山県内の医学、福祉分野の研究者らを支援する「川崎医学・医療福祉学振興会」は１０日、本年度の助成対象となった１５件に計３４９万５千円を贈った。

　倉敷市松島の川崎学園で贈呈式があり、角田司理事長が承認書と助成金を代表者に手渡した。一人一人があいさつし「有意義に使い、人のためになる研究をしたい」などと抱負を述べた。

　振興会は２００３年に設立。今回を含め、１８１件に計約５２００万円を助成。本年度は２７件の申請の中から選考した。

　助成を受けたのは次の皆さん。（敬称略、地域連携・交流は代表者と事業名）

　【教育研究】簗取いずみ、越智宣昭、青木淳哉、片瀬直樹、後川潤、陸豊、城所研吾（以上川崎医科大）鎌尾浩行、福元和彦（以上同大大学院）坂本圭（川崎医療福祉大）

　【地域連携・交流】井上剛（第９回岡山脳卒中市民公開講座）柚木靖弘（弾性ストッキング・コンダクター倉敷地区講習会）津田ひとみ（岡山小児救急研修会）寺田喜平（第３回保育者研修講演会『病気や発達に障害のある子どもの発達支援』）

　【国際教育・研究交流】小野成紀（川崎医科大）