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ドクターヘリ出動5000回で記念碑 川崎医大付属病院

川崎医科大付属病院で行われた除幕式

 川崎医科大付属病院(倉敷市松島)を拠点に、全国に先駆けて運航を始めた岡山県のドクターヘリの出動件数が5000回を突破したのを受け、安全運航記念碑の除幕式が1日行われた。

 同病院ヘリポート近くに設置された記念碑(縦約60センチ、横約1メートル、奥行き約45センチ)は、「ドクターヘリ発祥の地」などと刻印。パイロット派遣や機体製作などに携わる川崎重工業(東京)とセントラルヘリコプターサービス(愛知県豊山町)が寄贈した。

 式典には関係者約40人が出席。園尾博司院長が「さまざまなスタッフの力が結集してここまで来られた。今後も一人でも多くの患者を救っていく」と述べ、代表者が除幕した。

 同病院のドクターヘリは2001年4月、国内で初めて本格運航。県内を中心に年間400件以上(初年度を除く)出動し、今年5月7日に5000件を超えた。7月末時点で5088件となっている。

 またこの日、岡山市北区中山下の同大付属川崎病院は、多職種の呼吸ケアチームが発足したのを記念し、同病院内外の医療関係者を対象にチーム医療の研修会を行った。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2013年08月02日 更新)

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