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パーキンソン病の付き合い方学ぶ 岡山で健康教室

パーキンソン病について学んだ健康教室

 手足の震えや動作が遅くなるなどの症状が出る神経変性疾患・パーキンソン病を学ぶ健康教室(岡山旭東病院主催)が17日、岡山市北区柳町の山陽新聞社さん太ホールであり、市民ら約260人が病気への理解を深めた。

 東北大大学院医学系研究科の武田篤准教授(神経内科学)が「パーキンソン病との付き合い方」と題して講演した。不足した神経伝達物質・ドーパミンを補充するため、複数の薬剤を投与して治療することなどを紹介。「主治医が患者さんの症状に合わせて処方する。自己判断で薬を減らしたり、止めたりしないで」と述べた。

 リハビリテーションの重要性にも言及。「薬はさびた自転車に差す潤滑油にすぎない。外出して体を動かし、人と会話することが症状の緩和につながる」などとした。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2013年08月18日 更新)

タグ: 岡山旭東病院

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