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川崎医大病院で子ども教室 医師らの仕事を体験

内視鏡手術の機器で輪ゴム結びに挑戦する子どもたち

 小中学生が医療に理解を深める「かわさき 夏の子ども体験教室2013」が20日、倉敷市松島の川崎医科大付属病院などで開かれ、子どもたちが医師や看護師の仕事の一端に触れた。

 県内外の約230人が参加。医師による講演会、患者を運ぶドクターヘリの見学の後、医師や学生らの指導で手術や心肺蘇生、車いす操作などを学んだ。

 内視鏡手術のコーナーでは、実際の機器を使ってモニターを見ながら輪ゴムを結んだり、超音波で鶏肉を切開。人形を使った心臓マッサージ体験では「手を固定して離さないように」「絶え間なく続けて」などとアドバイスを受けながら何度も挑戦していた。

 内視鏡手術を体験した岡山中央小5年の女児は「モニターを見ながら物をつかむのは難しかったけど、実際の機器に触れて良かった。将来は医師になりたい」と話していた。

 21日も事前申込者約230人を対象に行う。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2013年08月21日 更新)

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