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頭頸部がんの治療法紹介 岡山大病院センターが公開講座

口や、のどのがんについて治療法などが紹介された公開講座

 岡山大病院頭頸(とうけい)部がんセンターの開設1年半を記念した市民公開講座「もっと知ってほしい 口・のどのがん」(山陽新聞社共催)が15日、岡山市北区駅元町の岡山コンベンションセンターであり、市民285人が治療法などの理解を深めた。

 頭頸部がんセンターの木股敬裕センター長が「頭頸部がんは首から上の脳や目を除く部分に生じる。治療では会話、摂食といった生活の質の維持が重要で切除、再建などに幅広いチーム医療で対応している」と述べた。

 小野田友男副センター長、白川靖博消化管外科講師が舌がんや食道がんの内視鏡手術など紹介し「喫煙や飲酒がリスクを高める」と警鐘を鳴らした。

 寛仁親王の主治医を務めた海老原敏・国立がん研究センター東病院名誉院長が「がん診療五十年の歩み」と題して特別講演。パネルディスカッションもあった。

 頭頸部がんセンターは昨年4月、医科・歯科が連携し国立大学病院では初めて開設された。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2013年09月16日 更新)

タグ: がん岡山大学病院

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