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臨床研究テーマにシンポ 岡山大病院

岡山大病院で開かれたシンポジウム

 今年4月、中国四国地方で唯一、厚生労働省の「臨床研究中核病院」に選ばれた岡山大病院は5日、臨床研究をテーマにしたシンポジウムを岡山市北区鹿田町の同大医学部で開いた。

 臨床研究中核病院は、日本発の有望な医薬品と医療機器を創出する活動の拠点。同大病院は新医療研究開発センターが中心となり、治療法の安全性や有効性を確認する臨床研究などを行う。

 シンポジウムには医療関係者ら約170人が参加。同センターの平田泰三准教授がメガホスピタル(巨大病院)体制の構築や関連病院でつくる中央西日本臨床研究コンソーシアムといった計画について話した。

 同大病院などが開発を進めているがん治療遺伝子・REIC(レイク)などにも触れ、「ニーズが高い一方で開発は難しい分野を担う」と強調。課題として、人材のレベルアップや行政との連携を挙げた。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2013年10月06日 更新)

タグ: 岡山大学病院

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