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上海の看護師ら旭川荘で研修 福祉の知識や技能学ぶ

開講式で上海市の研修団に話をする末光理事長(右)

 岡山市北区祇園の社会福祉法人旭川荘で15日、同荘と30年にわたり相互訪問を続けている中国・上海市の高齢者医療福祉施設の管理者と看護師計19人が研修を始めた。管理者は25日まで、看護師は11月9日まで福祉の知識や技能を学ぶ。

 開講式で末光茂理事長が「利用者へのサービスや接し方を学び自国で生かしてほしい」とあいさつ。資料館で同荘の歴史などについて職員から説明を受けた。高齢者施設管理に携わる張乃子さん(57)は「高齢者の充実した暮らしにつながるよう研修で成果を挙げたい」と話していた。

 国際協力機構(JICA)の支援で2011年から取り組む医療福祉人材育成事業の一環。11月にも計20人が2班に分かれて来日し同荘で研修する。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2013年10月16日 更新)

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