文字 

しびれ、ふらつきあれば救急車手配を 脳卒中テーマに岡山で講座

山陽新聞社さん太ホールで開かれた市民公開講座

 脳卒中をテーマにした市民公開講座(日本脳卒中協会県支部主催)が27日、岡山市北区柳町の山陽新聞社さん太ホールで開かれ、約300人が聴講した。

 川崎医科大付属川崎病院(同中山下)脳卒中科の井上剛副部長が講演した。「手足のしびれ、ふらつきなど自覚症状から4時間以内に治療すれば後遺症のリスクが大幅に減る。異変を感じたらすぐに救急車の手配を」と強調。発症の要因として肥満や高血圧に伴う動脈硬化を挙げ、「バランスの取れた食事と適度な運動で予防に努めよう」と訴えた。

 脳卒中から回復した男性のリハビリ体験談も紹介された。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2013年10月28日 更新)

カテゴリー

ページトップへ

ページトップへ