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脳死両肺移植、岡山大で終了 患者の容体安定

 岡山大病院(岡山市北区鹿田町)で21日午前から20代女性に行われた脳死両肺移植は、開始から約8時間半後の同日午後7時半、無事終了した。患者の容体は安定しており、3カ月後にも退院できるという。

 呼吸器外科の大藤剛宏肺移植チーフが執刀した。患者は骨髄移植後、移植された細胞が患者の体を異物と認識して攻撃する移植片対宿主病(GVHD)を肺で発症。呼吸不全となり、5月に日本臓器移植ネットワークに登録していた。

 同病院の脳死肺移植は49例目、生体と合わせて119例目。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2013年11月22日 更新)

タグ: 岡山大学病院

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