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岡山済生会病院が地鎮祭 北東約200メートルへ新築移転

病院新築工事の安全を祈願した地鎮祭

 岡山済生会病院(岡山市北区伊福町)を運営する岡山県済生会は8日、同病院を新築移転する同国体町で地鎮祭を開き、工事の安全を願った。2月に着工し、2016年1月に開院する予定。

 病院関係者ら約60人が出席。神事では祝詞の奏上の後、同会の伊原木一衛会長や施工業者の代表者らが玉串をささげた。伊原木会長はあいさつで「工事の安全と無事完成を祈願する。新病院の完成により、新しい体制での医療機能を構築していく」と述べた。

 新病院は鉄骨鉄筋コンクリート10階延べ4万6700平方メートルで、現在地から北東へ約200メートルの所有地(借地含む)に建設する。水害に備えて盛り土で地盤をかさ上げし、免震構造を採用。553の病床を全て移し、現在は4分の1だった個室を2分の1に倍増させて療養環境を改善する。土地代を除く投資額は約180億円。

 伊福町の既存施設のうち本館は外来診療を行い、健診センターと西館は老朽化のため取り壊し、健診機能は本館へ移す。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2014年01月08日 更新)

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