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乳がん撲滅に努めたい 山陽新聞賞園尾氏を祝う会

受賞を祝う会で謝辞を述べる園尾氏

 乳がんの治療、研究に尽くした川崎医科大付属病院長の園尾博司氏(66)=岡山市中区=の第72回山陽新聞賞(学術功労)受賞を祝う会が5日、倉敷市松島の同病院内で開かれた。

 病院関係者ら約150人が出席。発起人代表の川崎誠治川崎学園理事長が「30年の長きにわたり、患者を第一に思いやる治療を続けてきた高い志には感銘を受ける。今後も活躍してほしい」とあいさつ。越宗孝昌山陽新聞社社長、福永仁夫川崎医科大学長らが祝辞を述べた。

 園尾氏は「乳がんの診察、研究を通して学問を学び、人と出会い、人生を学んだ。支えてくれる人々に感謝し、今後も乳がん撲滅に努めたい」と謝辞を述べた。

 園尾氏は同大教授などを経て、昨年4月から現職。日本乳癌学会理事長など務めた。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2014年03月06日 更新)

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