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川崎医大3氏ががん治療紹介 岡山でメディカ健康講座

約350人が聴講したメディカ健康講座

 川崎医科大(倉敷市松島)と山陽新聞社によるメディカ健康講座「がん治療の最前線」が23日、県総合福祉会館(岡山市北区石関町)で開かれ、市民ら約350人が参加した。

 がん撲滅に功績のあった医師らを顕彰する山陽新聞社会事業団の松岡良明賞を受賞した、同大の園尾博司名誉教授(付属病院長)ら3氏が講演した。

 園尾名誉教授は「遺伝性乳がんには卵巣がんにかかりやすいタイプもある」、春間賢・消化管内科学教授は「胃がんの主原因ピロリ菌は薬を飲めば除菌できる」と説明。猶本良夫・総合外科学教授は、内視鏡で食道がんを切除する映像を見せながら「早期発見すれば開腹しなくてもよく、高い確率で回復する」と述べた。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2014年03月24日 更新)

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