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旭川荘真庭地域センターが完成 重症心身障害児ら支援

5月にオープンする旭川荘真庭地域センター

 真庭市湯原温泉の旧湯原温泉病院跡地に、真庭地域で初の重症心身障害児・者の支援事業などを行う多機能型サービス事業所「旭川荘真庭地域センター」が完成した。5月1日にオープンする。

 同センターは、社会福祉法人旭川荘(岡山市北区祇園)が運営。重症心身障害児・者と発達障害のある幼児・児童の支援事業「真庭地域センターさくら」をはじめ、利用者向けグループホーム「真庭地域生活ホーム」、就労継続支援事業B型、生活介護事業など計8事業を行う。湯原温泉の湯を使った入浴サービス、浴槽の湯を再利用するスッポン養殖場もある。

 旭川荘真庭地域センターは鉄筋平屋1142平方メートルで相談支援室、木工作業室、養殖場などがある。グループホームは木造平屋158平方メートル。真庭市が敷地を貸し、建設費として約1億1200万円を補助。国の補助約1億400万円と合わせた総工費は約3億2600万円。

 同センターでは、オープンを前に見学を受け付けている。安東保夫所長は「これまで真庭地域になかった事業を積極的に活用してもらいたい。温泉の活用や送迎にも力を入れていきたい」と話している。問い合わせは同センター(0867―62―7701)。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2014年04月20日 更新)

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