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岡山大の脳死肝臓移植終了 患者の容体は安定

 岡山大病院(岡山市北区鹿田町)で13日夜に始まった50代女性への脳死肝臓移植は約9時間後の14日早朝、無事終了した。容体は安定しており、3カ月程度で退院できる見込み。

 女性は、以前に生体移植した肝臓がC型肝炎ウイルスに感染し、機能不全に陥っていた。再度移植する以外に救命法はなく、7月に臓器移植ネットワークに登録していた。

 八木孝仁・肝胆膵(かんたんすい)外科教授が13日午後8時1分から執刀し、14日午前5時8分に終えた。岡山大の脳死肝臓移植は19例目、生体と合わせて335例目。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2014年07月15日 更新)

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