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学生と地域住民がフェンスアート 岡山の川崎病院建設地

フェンスアートを制作する川崎医療福祉大の学生と保育園児

 2016年8月に新築移転する予定の川崎医科大付属川崎病院の新病院建設地(岡山市北区中山下)で、川崎医療福祉大(倉敷市松島)の学生が、地域住民と一緒に工事現場の西側防護柵(高さ3メートル、長さ60メートル)にオリジナルのシールを貼る「フェンスアート」の制作に取り組んでいる。

 病院の依頼で医療福祉デザイン学科3、4年生14人が企画した。「地域と新病院とのつながりが支え合う未来」がテーマ。新病院をイメージした直径2メートルほどのピンクのハートの周りに、地域住民を意味する色や大きさもさまざまなハート、民家や動物のシルエットなどを配している。

 作業は8日から始め、10日も近くの園児らと一緒にバランス良くシールを貼った。同学科4年の女子学生(21)は「子どもから大人まで楽しめるアートにしたい」、深柢保育園の園児(5)は「きれいにできて、楽しかった」と話した。11日に完成予定。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2014年09月11日 更新)

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