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日英の医療交流訴え講演 岡山大で医師や大学教授ら

日英の医療福祉交流をテーマに開催された講演会

 「岡山から展開する日英医療福祉交流」をテーマに、岡山大などが主催する講演会が22日、同大鹿田キャンパス(岡山市北区鹿田町)で開かれた。学生や教職員ら約150人が出席。両国の医師や大学教授ら5人が医療システムの違いを説明したり、より積極的な交流の必要性を訴えた。

 倉敷成人病センター(倉敷市白楽町)が1989年にロンドンで設立した日本人向け医療機関「ジャパングリーンメディカルセンター」の源幸淳司マネージングディレクターは、英国では若い日本人の滞在が増えていると指摘。「今後、結婚し、子どもができれば新生児への対応が求められる。日系社会で“ゆりかごから墓場まで”という体制構築が急務だ」と述べた。

 マイケル・シアラー在大阪英国総領事も登壇し、出席者に「英国へぜひ訪れてほしい」と呼び掛けた。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2014年10月23日 更新)

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