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療育・医療センター新棟完成祝う 旭川荘、障害者就労支援も

「旭川荘療育・医療センター」新棟の完成を祝ったしゅん工式

完成した「旭川荘療育・医療センター」の新棟

 社会福祉法人旭川荘(岡山市北区祇園)が同所に整備した障害者の医療福祉施設「旭川荘療育・医療センター」新棟のしゅん工式が1日行われ、関係者が完成を祝った。

 しゅん工式には、関係者約120人が出席、旭川荘の江草安彦名誉理事長が「障害を持った人を一生涯見守る、より所となるような待望の施設が完成した」とあいさつ、大森雅夫・岡山市長らが祝辞を述べた。

 新棟は鉄骨5階延べ約9400平方メートル。2、4、5階に内科、小児科など計11の外来診療科が入り、3階には重症心身障害児の病室(16床)を配置。1階には障害者の就労や住居探しをサポートする「総合相談支援センター」のほか発達障害児専門の診察室を設けた。昨年12月16日から業務を開始している。

 療育・医療センターは2012年4月、障害児・者の入所施設「旭川児童院」「療育園」の医療機能を一元化し、既存施設を活用して開設。長期入所に伴う病床不足などのため、両施設の一部を取り壊して新棟を建てた。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2015年02月01日 更新)

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