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足の異変早期発見を 川崎病院フットケアイベント

看護師から足のケアを受ける人たち

 日本フットケア学会の定める「フットケアの日」(10日)にちなみ、足の手入れや靴の選び方などを紹介するイベントが9日、岡山市北区内山下、ルネスホールで開かれた。

 フットケア外来を持つ川崎医科大付属川崎病院(同中山下)が主催。糖尿病や末梢(まっしょう)動脈疾患が原因となる足の変化などの早期発見、予防に関心を持ってもらおうと企画した。

 専門医の個別相談、足の血圧測定、爪の手入れやたこ・うおのめの処置が受けられるコーナーを設置。オーダーメード靴や中敷きの紹介のほか、血管がボコボコと浮き出て見えたり、むくんだりする下肢静脈瘤(りゅう)の治療法などをテーマにした講演もあった。

 同市内の女性(78)は「歩くときに左右のバランスが悪いことが分かった。靴の中敷きを工夫してみたい」と話した。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2015年02月10日 更新)

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