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川崎医大博物館でプレゼン講座 論理的思考力向上へ玉島高生

川崎医科大現代医学教育博物館の展示物について説明する県立玉島高の生徒

 文科省のスーパーサイエンスハイスクールに指定されている県立玉島高(倉敷市玉島阿賀崎)の理数科1年生32人が18日、川崎医科大現代医学教育博物館(同市松島)で、自分の考えを順序立てて説明する「プレゼンテーション」の講座を受けた。

 中部大(愛知県)の井上徳之教授が講師を務めた。生徒は、病気の予防、体の仕組みについて説明したパネルや標本といった博物館の展示物を紹介するプレゼンに挑戦。井上教授から「展示で気になったところを三つ挙げよう」「疑問点を見つけ、考えを深めよう」などと説明を受けた後、グループになって互いに発表し合った。

 男子生徒は「最初は緊張したが、自分の考えが相手に伝わる面白さや楽しさを感じることができた」と話していた。

 プレゼン講座は科学研究に必要な論理的思考力を高める目的で、同高では3回目。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2015年04月19日 更新)

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