川崎祐宣さんの理念解説 故江草安彦さん監修本出版
社会福祉法人旭川荘(岡山市北区祇園)の名誉理事長、江草安彦さんが3月13日に88歳で死去する直前に監修した書籍「果てしなく続く医療福祉の道~川崎祐宣の思想に学ぶ」(日本医療企画)が出版された。江草さんが「生涯の師」と仰いだ旭川荘創設者・川崎さん(1904~96年)の医療、福祉への思いがつづられている。
「医療」「福祉」「教育」「医療福祉」のテーマ別に、岡山で医師を志した川崎さんの歩みや旭川荘、学校法人川崎学園(倉敷市)の創設の経緯、理念を解説。医師や看護師の生涯教育の必要性を説き、「現状維持は退歩である」などと述べた川崎さんの言葉をふんだんに盛り込んだ。
川崎さんの生涯から見えてくるリーダーの資質、経営者の才覚、出会いの大切さなどを紹介しており、江草さんは「仕事をただ職業とするのではなく、自分の生き方としてほしい。特に若い医師や医学生、福祉に携わる職員に読んでもらいたい」とすすめている。
来年の旭川荘創設60周年を前に、江草さんの著書や講演資料、実際に語った言葉などを基に出版社が編集した。A5判、208ページ。1900円(税別)。岡山、倉敷市の書店などで販売している。
江草さんは岡山大医学部小児科助手を経て1956年、旭川荘の創設に初代理事長の川崎さんとともに参加。85年に2代目理事長に就任する一方、91年には「医療福祉」の名前を全国で初めて冠した4年制大学・川崎医療福祉大(倉敷市松島)を開学し、初代学長を務めた。
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「医療」「福祉」「教育」「医療福祉」のテーマ別に、岡山で医師を志した川崎さんの歩みや旭川荘、学校法人川崎学園(倉敷市)の創設の経緯、理念を解説。医師や看護師の生涯教育の必要性を説き、「現状維持は退歩である」などと述べた川崎さんの言葉をふんだんに盛り込んだ。
川崎さんの生涯から見えてくるリーダーの資質、経営者の才覚、出会いの大切さなどを紹介しており、江草さんは「仕事をただ職業とするのではなく、自分の生き方としてほしい。特に若い医師や医学生、福祉に携わる職員に読んでもらいたい」とすすめている。
来年の旭川荘創設60周年を前に、江草さんの著書や講演資料、実際に語った言葉などを基に出版社が編集した。A5判、208ページ。1900円(税別)。岡山、倉敷市の書店などで販売している。
江草さんは岡山大医学部小児科助手を経て1956年、旭川荘の創設に初代理事長の川崎さんとともに参加。85年に2代目理事長に就任する一方、91年には「医療福祉」の名前を全国で初めて冠した4年制大学・川崎医療福祉大(倉敷市松島)を開学し、初代学長を務めた。
(2015年05月19日 更新)
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旭川荘療育・医療センター