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がん陽子線治療のメリット紹介 岡山大病院などが公開講座

陽子線治療について理解を深めた公開講座

 岡山大病院、津山中央病院主催の公開講座「切らずに治すがん陽子線治療」が30日、同大鹿田キャンパス(岡山市北区鹿田町)で開かれ、市民ら約250人が最先端のがん治療に理解を深めた。

 陽子線治療は放射線治療の一種。来年3月から津山中央病院(津山市川崎)で、同病院と岡山大が共同で始める。岡山大病院放射線科の勝井邦彰助教は「従来の放射線治療よりピンポイントで腫瘍に照射でき、副作用が少ない」とメリットを紹介。津山中央病院の藤木茂篤院長は、高齢化でがん患者が増える中、ニーズが高まると指摘した。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2015年05月31日 更新)

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