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心臓病の子どもら夏の思い出づくり 守る会が倉敷で夏季旅行

夏季旅行でホテルに到着した参加者

 心臓病の子どもらと家族による夏季旅行が22日、倉敷市内で始まった。旅行や集団でのレジャーを楽しむ機会が少ない患者に夏の思い出をつくってもらおうと、全国心臓病の子どもを守る会岡山県支部(飛田厚支部長)が主催。2泊3日の日程で海水浴やバーベキューを楽しむ。

 1~40歳の患者36人を含む146人が参加。岡山大病院で手術を受けた患者もおり、茨城や山口県などからの参加者もいる。

 瀬戸内海を望むホテルに宿泊し、海水浴や釣り、プールといったプログラムを準備。岡山大大学院心臓血管外科の佐野俊二教授ら県内の医師を交え、学校生活や進路など家族の悩みに関して語り合う時間もある。飛田支部長は「医師もいて安心。有意義な旅行にしたい」と話していた。

 県支部は1975年から夏季旅行を実施している。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2015年08月23日 更新)

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