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神経内視鏡による脳外科手術

院長補佐・脳神経外科部長
小野 成紀
1991年に岡山大学医学部を卒業後、広島市民病院、シカゴ大脳神経外科留学、岡山大脳神経外科などを経て、2012年7月から現職。

 内視鏡は近年、どの領域でも発達しています。頭の中に入れても大丈夫な内視鏡を特別に作って、脳にも応用しようという動きが進んでいます。

 内視鏡というと、胃カメラのような柔らかい軟性鏡を想像しますが、頭に使うため固く先が細い内視鏡を使います。10円玉ほどの穴を開けて、腫瘍を取ったり、頭にたまった水を別のところに流す処置ができ、うまくいけば患者にとっては楽になりました。

 頭の中ですから、まひが出たり、言葉に障害が残ったり、最悪命に関わることが起きるというリスクはゼロではありません。しかし、顕微鏡と同時に使うことで、見えなかった血管を確認しながら手術ができるため、メリットは大きいです。

 ハイビジョンや3Dなどの映像技術が飛躍的に進歩しており、こういった技術が内視鏡、頭の部分で今後さらに応用されることが考えられます。

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※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2013年09月12日 更新)

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