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地域との連携強化に力

理事長・院長
小林 建太郎
1985年川崎医科大大学院卒業。同大精神科講師を経て、92年万成病院副院長。2001年10月から現職

 万成病院は私の父・小林滋が昭和29年に開設した、560床の精神科病院です。開院以来、時代の流れ、社会の要請に沿って歩み続け、医療の質向上と療養環境の改善などに取り組んできました。

 ストレス社会の現代、だれもが心の病を発症する可能性を秘めています。当院は外来ではうつ病など各種心の病に対応、入院では統合失調症、認知症を中心に手厚い医療を行っています。また、急性期から慢性期を経て、スムーズな社会復帰につなげていくことを目指し、一般向けセミナーで心の病についての啓発を行うなど、地域との連携強化にも力を注いでいます。

 当院のモットーは以下の3つです。1つ目は「広がれ笑顔」。スタッフの笑顔が患者様に広がり、ご家族、地域に広がっていく。患者様や地域にやさしい病院を目指します。2つ目は「輝け5つの星」。患者様、ご家族、スタッフ、地域、病院を星にたとえ、一つ一つは暗くても、5つが一緒に輝くことによってさらに輝きを増す。そんな病院でありたいと思っております。3つ目は「未完成の病院」であること。医療、医学というのは生涯教育です。常に先を見て、発展途上であることが、患者様の安全、安心につながるものと確信しております。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2015年10月19日 更新)

タグ: 万成病院

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