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キリンや春の花… 小児病棟ほのぼの 岡山医療センター 岡山の童画家・中山さん 柱に描く

小児病棟にお目見えした中山さんの童画

 ほのぼのとした童画が、国立病院機構岡山医療センター(岡山市田益)にお目見えした。同市兼基の童画家中山忍さん(48)が、小児病棟に絵をプレゼント。二十五日のクリスマスパーティーで、入院や通院の子どもたちに披露する。

 自分の子どもが別の病院に入院した時、心細く、気を紛らわせたかったという中山さんは、知人の青山興司同センター院長の依頼を快諾。プレールームの真っ白な円柱(高さ約二メートル)八本を、ボランティアで二月から順番に彩った。

 ゾウやキリンなどの動物のほか、春の花や落ち葉で四季を表現。筆代わりにタオルで色づけするため、輪郭が丸みを帯び、優しい印象に仕上がった。

 「親も子も緊張しがちな病院で、楽しい気持ちになってほしい。パーティーでの子どもたちの笑顔が楽しみ」と中山さん。太田悠貴君(4つ)=同市津島京町=は「ピンク色の雲に乗っているペンギンがかわいい。柱に抱きつきたくなる」と話している。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2006年12月15日 更新)

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